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神戸の温泉といえばやっぱり有馬温泉!日本最古の温泉ともいわれ、日本三名泉、日本三古泉のいずれにも有馬の名前があります。神戸の奥座敷といわれ、都心・三宮から車で30分程、電車でも40分程のアクセスの良さで、宿泊はもちろんのこと日帰りでも有馬の湯をゆったりと楽しめます。 有馬が最初に登場した文献は「日本書紀」で、大化の改新で有名な中大兄皇子のお父様である舒明天皇の即位三年九月十九日に「摂津国の有馬の湯へ行幸」の記事があります。その頃、七世紀にはもう有名な温泉だったんですね。また、有馬温泉の守護神とされる「温泉神社」の縁起によれば、はるか神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神が、湯煙に導かれて有馬温泉を発見したと伝えられています。古すぎて真偽の程は誰にも分かりませんけど、伝承には何らかの根拠があるでしょうから、そう信じておくことにしています。 時代は下って奈良時代、その頃は有馬温泉は衰退していたそうで、それを再興したのが名僧・行基です。 行基が昆陽池を掘っていたときのこと、一人の病人が行基に近づき「病気でずっと苦しんでいます。人から聞いた話ですが、有馬の山奥に温泉があり、どんな病気も治すといいます。お願いです。私をそこに連れて行ってください」と懇願しました。行基は偉いお坊様ですから、その人の望みを叶えてあげました。 そうすると、その病人は金色に輝く薬師如来になり紫雲に乗って東方へ飛び去っていったそうです。似たような話は各地にありますけどね。。 ともあれ、行基は有馬温泉を万病にきく温泉地として再興し、薬師如来を刻んで一堂を建立しました。これが有馬温泉寺の前身と言われています。 平安時代になると、天皇や重臣も有馬を訪れ、有名な清少納言も枕草子のものづくしで、「出湯は、ななくりの湯、有馬の湯、那須の湯、つかさの湯、ともに湯」と書いていて、当時も日本有数の温泉として知られていたようですね。 ところが十一世紀末、有馬を大洪水が襲い温泉も甚大な被害を受けました。これを復興したのが奈良の吉野から来たと言われる仁西(にんさい)上人です。 鎌倉時代に入る直前に有馬を復興し、それとともに薬師寺を改修しました。薬師如来十二将にちなむ十二の宿坊を開いたとも伝わっています。 現在、有馬において「坊」の文字がつく宿が多いのは、この名残なのでしょう。 戦国の大乱を経て、豊臣秀吉が有馬温泉を愛し大改修を行い、千利休ら多くの家臣を引き連れてしばしば湯治に訪れました。極楽寺や念仏寺など豊臣秀吉ゆかりの場所が有馬にはたくさんあります。 ![]() 江戸時代には有馬は天領となり、一の湯、二の湯など、外湯が中心だったそうで、湯治客はすべてこの元湯に出かけるシステムになっていました。江戸時代後半になると、庶民の旅行や湯治が一般化され、有馬温泉も「有馬千軒」と呼ばれるほど賑わいを見せたそうです。明治・大正に入ると炭酸泉やラジウム泉などの新しい泉源も開発され、大浴場なども登場し、現在の有馬温泉につながってきたのです。 もちろん神戸の温泉は有馬温泉だけではありません。小さな温泉は街中いたるところにあります!泉質も色々です。 お気に入りの温泉をピックアップしてみました。 すずらんの湯 おすすめ度★★★★★ 山間の雰囲気満点!超おすすめです。 からとの湯 おすすめ度★★★★ こちらも有馬街道沿いにあるのに静寂な温泉 かのこの湯 おすすめ度★★★ からとの湯の姉妹温泉です。 HATなぎさの湯 おすすめ度★★★★ 海を眺めながらゆっくりと温泉を楽しめます。 神戸クアハウス おすすめ度★★★★ 都会の真ん中の老舗温泉です。 大沢温泉 おすすめ度★★★★★ 露天風呂の赤いお湯は濃厚で効き目抜群。 しあわせの村温泉 おすすめ度★★★★ 広々としたジャングル風呂などゆったりリゾート気分 ラジウム温泉太山寺 おすすめ度★★★★ 良質のラジウム温泉と古刹の温泉です。 |
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