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神戸と方言 |
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| 旅行などで地元の方が話している方言が耳に入ると、「あ〜よその土地にきているのだなぁ・・・」と旅情気分に浸れたりしませんか?地域独特の方言はよそで聞くとワクワクするし、地元に帰って聞くとホッとしますね。 神戸にも「神戸弁」があります。同じ関西弁でも大阪、京都などとはやはり違ってきます。が、最近は日本のどこの地方も、その土地独特の生粋の方言というのは薄まってきているようですね。テレビの影響がとても大きく若い世代ほど純粋な方言を使えなくなっているみたいです。作家の田辺聖子さんが大阪から神戸に移り住んでこられた昭和41年頃、「武庫川を超えて西宮に入ると神戸弁になっていた」と語られたように、その頃は大阪文化圏と神戸文化圏がはっきりとしていたらしいです。 もともと神戸市は摂津と播磨、2つの国があわさった地域ですので言葉も大阪と播州弁が混じっており、それに加えて他の地方から移ってきた人々も多い雑種、雑居の市ですから地域ごとに言葉遣いが少し違います。下町と山の手では表現のニュアンスも違いますし、語尾も変わってきます。ですので、最初に「神戸弁」があるとは言いましたが、正直どれが生粋の神戸弁か・・・といわれると、すみません。わかりません。 ここでは一般によく言われていて、私が実感としてとらえている神戸弁を少しだけ紹介しますね。 『とったん』 神戸では「何してるの?」「何してたの?」を「何しとん?」「何してたん?」もしくは「何しとったん?」と表現します。「知ってる?」を「知っとう?」、「どうして?」を「どしたん?」のように、語尾にタ行がつくことが多いようです。大阪の友達に「神戸のコに『何しとん?』と言われたら突き放されたようで冷たく怖く感じる」と言われたことがとても印象的です。私はこれが神戸の特徴的な言葉遣いのように思えますね。 『ダボ』 罵倒の言葉です。一説では「どあほ」が訛ったとか。。。私は若い頃、「バカ」「アホ」ともに全国共通語だと思っていましたが、全く通じない他県の知人が多くいることに衝撃をうけたことがあります。人を罵倒するときには「あいつダボちゃうん」という風に用い、また足の小指が何かにぶつかったときになどには「ダボッ!」と吐き捨てるように用います。英語で「ガッデム!」「シュート!」「シ○ト!」などの表現と同じです。もちろん神戸でもあまり品のいい言葉ではありません。私もほとんど使いませんが心の中で使うことはたま〜にあります・・・。 『アメちゃん』 これは神戸に限らず関西ではよく使われる表現ですね。もちろん「飴」に「ちゃん」をつけた言葉です。吉本新喜劇などでも使われているのでご存知の方もたくさんいると思いますが、若い母親が子供に使う言葉ではなく、老若男女問わず使っている人はたくさんいます。また食べ物を擬人化する表現はほかにも『「おかゆさん』=「粥」、『おまめさん』=「豆」などがあって、もともとは御所言葉からきたともいわれています。でも「ちゃん」付けは「アメちゃん」以外には思い当たらないですね。。 『なんどいや』 「なんだよ」「なんなんだよ」というような意味だと思います。メジャーな他の関西弁だと「なんやねん」といった感じでしょうか。私はあまり馴染みがありませんが神戸弁の代表格だとも言われているようです。今の神戸の繁華街の中心は三宮周辺ですが、その昔は新開地が神戸の中心で、神戸はこの新開地を含んだ兵庫(今の兵庫区あたりですが、その頃は区域編成が違ったので地域としての兵庫)から発展していきました。その新開地界隈の言葉が「カイチ言葉」だと言われ、『なんどいや』はその代表語らしいです。私の母や叔母は他県出身ですのであまり耳に入ってこなかったのかもしれません。父方の祖父母はずっと代々神戸で、そういえば祖母もよく使っているので、やっぱり生粋の神戸弁なんでしょうか。でも友達もあまり使っている人いなかったような。。。世代もあるのかもしれません。 |
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